STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる / ジョージ・S・エヴァリーJr. 博士 , ダグラス・A・ストラウス博士 , デニス・K・マコーマック博士 著, 桜田直美 訳

シンプルに、メンタル強くしたいなーと思って読みました。

子供が産まれて、最初の頃は慌てながらもなんとかこなしていたのですが、1ヶ月たって一段落したころから「泣き止まない」とか、いろんなところで心が折れることがあり。

当然そんな状態は打破したいと思ったので、いかにもいかにもなタイトルだなぁと思いつつも手に取りました。

本書は「ネイビーシールズ式」と書いてあるように、アメリカ海軍の特殊部隊の話をベースに解説されています。安心していただきたいのが、超一流のメンタルを手に入れるために丸太を抱えて100キロ走れとか、そういうことを言われるのではありません。

ネイビーシールズに伝わる教えなどを参考にしつつ、落ち込んだとしても立ち直るメンタルの強さ=レジリエンスを高める方法について解説されています。

本書では、レジリエンスの5つの核として以下を挙げています。

  1. 逆境に耐える能力(免疫機能のようなもの)
  2. プレッシャーがかかる状況でベストの決断ができる能力
  3. 最高のパフォーマンスをしようというモチベーション
  4. 一時的には打ちのめされても、すぐに起き上がって正しい行動を取る能力
  5. 人生全般に満足し、幸せを感じる能力

これらを身につけるために何をすればいいのか、が書かれているわけですが、特に自分が気になったキーワードとしては、

  • 能動的な楽観主義
  • 失敗が贈り物
  • 自己効力感
  • 「成功して当たり前」という空気
  • 善人

などなど。

特に、能動的な楽観主義について。

単純に「なんとかなるさ」と思っているだけで何もしないのでは、受動的な楽観主義です。これだと、現状が好転するかどうかは他人や環境に依存してしまいます。が、能動的な楽観主義は「自分の力で、状況を改善できるはずだ」と信じて行動すること。これは、「自己効力感」や「成功して当たり前」にも通じる考え方です。

この考え方は、

MINDSET マインドセット 「やればできる!」の研究

に出てくる「成長マインドセット」にも似ています。あわせて読みたい。

また、「善人」について。

信頼できて、粘り強さを備えた人はそう多くない。そういう人の周りには、「この人の成功をサポートしたい」という人が自然と集まってくる。

ということ。わかりやすいですね。

自分にはできる、と信じて、良いと思うことを継続してやる。継続してやることで、他人からも信頼され、サポートを受けることができる。まわりのサポートを得ると、成功が近づく。

こう考えると、強いメンタルを手に入れるためには強いメンタルが必要・・・のような堂々めぐりっぽく見えますが、いきなり強靭になるのはもちろん無理。なので、まずできるところから、ほんのすこしでもいいので、「自分にはできるはずだ」と考えるところから。やっていきましょう。