『メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット』はゲームの面白さと伊藤計劃感が両立した良書でした

メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)

メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)

久しぶりに小説を読みました。

ゲームのほうは珍しくやり込んでて、ノーキルノーアラートとかも達成。

積ん読になってたのを引っ張り出してきて、2日でがーっと読んじゃいました。

ほどほどに伊藤計劃っぽさがあっていい

この本を書いた伊藤計劃氏の本は、虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)の2冊を読んだことありました。 この2冊は、SF読み慣れてない自分でもすっと読めつつ、独特な世界を醸し出していてとても面白かったです。 特に、オタコン目線で語られているお話の中に、読者があるキャラクターとしてスッと、スッと導かれて入っていく瞬間。「おおっ」となりました。

最初は「原作はゲームだし、ただ原作なぞりになるのか、色気だしてストーリー壊すのかどっちかにならないか心配・・・」なんて思って読み始めたのですが、杞憂でした。原作をきちんとカバーしつつ、伊藤計劃氏の味のようなものがちゃんと入っていて、原作ファンでも楽しめる良書でした。 スネークやオタコンがたまに言う皮肉や、上で書いた読者をストーリーにある意味登場させるあたりに、伊藤計劃氏を感じました。自分は。

活字で読むことで、いろんな要素が整理されてすっきり

自分はメタルギアソリッドの2,3,4,ポータブルオプスしかやっていないので、メタリギアソリッドシリーズ全体のお話としては分かっていない部分もあります。でも、ゲームの登場人物や作品間の関係性などもこの本を読んでいる過程でだいぶ整理された感がありました。

「メタルギアソリッド4しかやってないからストーリー全体像よくわからん」って方にもオススメです。

※本記事は別ブログTales of Verifierからの移行です