「武器」かつ「楽しみ」である知識を身につけるための、最強の読み方

まさしく知の巨人である池上彰氏と佐藤優氏。

この二人が「知識と教養」を身につける方法を教えてくれるということで、見つけてすぐに手にとったのが本書『最強の読み方』です。

「読み方」と書いてはあるのものの、ただ読むだけではなく広く情報を読み・集め・自分の知識にするためのコツが書いてある本でした。

大事なのは、まず基礎知識の土台を作ること

新聞やネット、書籍、雑誌などの読み方のコツが書いてあるのですが、1番大事なポイントだと思ったのがまずは基礎知識の土台を作ることでした。

いきなり池上氏や佐藤氏のように、大量のインプットを試みたり、難しい本に体当たりしたりするのは間違い。理解できないものをいくら読んでも眼の運動にしかなりません。(実際は眼精疲労がたまるだけでしょう)

自分の知識レベルを客観的に見極めて、背伸びをしすぎないこと

が重要です。

基礎知識を身につけるには「教科書」を読む

基礎知識の身につけ方として紹介されているのが、中学や高校の教科書・学習参考書を読むこと。微分を知らずに金融工学の知識を得ることはできませんし、現在の世界情勢を理解しようと思ったら、歴史の基本的な知識が必要になります。これらは中学や高校で学んだことが抜け落ちていると、いくら本を読んで勉強しようと思っても、土台のないところに家を立てるようなもの。

まずは知識の土台となる「基礎知識」を身につける。基礎が出来て初めて、新聞や本、雑誌などで得た情報を積み上げることができます。

そうやって積み重ねた情報が知識になり、だんだんと「使える知識、教養」になっていく。これがあるべき流れです。基礎をおろそかにはできません。

情報を集めて活かすサイクルをどんどんスピードアップ

私は社会人になってから、本を読む等で知識を得ることをはじめました。もちろん大学・大学院時代にも勉強はしていましたが、今思うと足りなかったなと反省しています。

日常的に本を読んだり、学んだことをブログに書いたりするような生活をして丸5年。最初のころと比べると、情報を集めて練ってアウトプットする際のスピード感が格段に上がっている実感があります

まさに「今までコツコツやってきたことで、レベルアップできたんだ!」という感覚です。

もちろん現状で満足とはいかず、まだまだ学びが足りないとは思いますが、情報のインプットとアウトプットを繰り返すことで、インプットとアウトプットの効率がどんどん上がっていく感覚、成長の実感はとても大事にしたいもの。

もし「自分は本を読むのが遅いし」とか「何かを読んでも浅い考えしかできない」と思うことがあっても、そこは訓練です。修行です。英語を上手に話せるようになるには英語を話しまくるしかないですし、本を効率よく沢山読めるようになるには本を沢山読んで知識を増やすしかありません。

本書をヒントにして、まずは自分にあったレベルから読んでいきましょう。