媚びない人生/ジョン・キム

媚びない人生

媚びない人生

なにやら白地に文字だけの表示だと、意識高そうに見えてしまいますよねわかります。 この『媚びない人生』はそんなに怖くない本です、大丈夫。 行き詰まってるなーとか、現状から抜け出したいなーとか、そんな時に読むと良さそう。

概要

この本は、「自然体で生きていくこと」を目指す本です。

自然体=社会のモノサシに縛られない、何かに媚びないで生きるということ。

その自然体を手に入れるためには、感情、思考、言動、行動の4つを適切にコントロールする必要があります。 コントロールする方法を教えましょう。

という本。

感想

ビジネス書、自己啓発書の多くがそうなんですが、「栄養ドリンク的一冊」として読める本。

これを読んでExcelのスキルが上がるとかそういう具体的な成果に直結はしないんですが、「ああ、こういう考え方もアリだな」と少し前向きになれるという意味で、レッドブルを飲むように読めます。

個人的にちょっと良かったのが

若い時代の漠然とした不安というのは、ネガティブな証拠なのではなく、ポジティブな証拠なのである。むしろ、漠然とした不安を持っていたほうがいいのだ。 (P62-63)

という部分。

この本を読んだときはちょうど色々悩んでいた時期で、不安だらけでした。そういう状態だと、「何が不安なの?」と周りから言われます。「全て取り除いてやったじゃないか」と言いたそうな様子で。

でも不安な側からしたら、言語化できる不安ならとっくに解決できているよと、思います。思ってました。

不安自体をネガティブなものとしか捉えていなかったとき、この本を読んで「漠然とした不安持ってていい(と言う人もいる)んだ」と、少し楽になった、開き直れたのが嬉しかった。

同じように何かモヤモヤしたものをうまく言語化できずにいる人が読むと、この本のどこかに引っかかって「そうそう、コレだ」という気付きが得られると思います。

蛇足ですが・・・

著者のジョン・キム氏はこの本で学歴詐称云々で揉めたことがあります。 そういうのが気になる方、著者のバックグラウンドに1点の曇りもあってはならない方にはお勧めできません。

純粋に活字の内容だけ捉えるから別にいいよ、って方は読んでみて下さい。