大人にならないとわからない本のこと

街場の読書論

街場の読書論

内田樹『街場の読書論』をKindleで読んでいます。 先週だったかにKindle本の日替わりセールで購入したこの本は、人生初内田樹です。 今までは齋藤孝中心に本を読んできたのですが、「齋藤孝の新刊を読んでも知ってることが多い」状態になってきたので、そろそろのめり込む対象をシフトしようかと思い始めました。

そこに内田樹本のセール。乗っかってみました。

大人にならないとわからない本

まだ途中までしか読んでないのですが、思わずハイライトしてしまう箇所が沢山あります。その中の一つがこれ。

先生の書物は「成熟についての本」ではなくて、「読者を成熟させてしまう本」なんだと思うんです。「大人にならないとわからない」ように本が書かれている。だから、わかりたかったら、大人になるしかない。

ここで「先生」と呼ばれているのはエマニュエル・レヴィナスのこと。といってもこの本を読んで初めて知ったのですが。

先生はフランスの哲学者だそうで、先生の本は「大人にならないとわからない」ように書いてあるらしい。気になるのでAmazon欲しいものリスト入り。

小学生時代の思い出

小さいころは「本を読みなさい」と言われたり、図書室にこもらされる授業があったりで、本を読まざるを得ない時間がありました。(当時は読書が好きでなかった) そんなときに『ズッコケ3人組』を読んだりしつつも、たまに訳の分からない物理学の本を読んでは「全然わからない・・・」と打ちのめされつつ、そんなのを隠して、あくまでも意味が理解できている風に読んでいた記憶があります。恥ずかしい。 名前も覚えていない「あの本」が、読者を成熟させてしまう本だったかというと、それほどでも無かった気がします。だから、子供時代に「大人にならないとわからない」本に出会って打ちのめされたり、一旦保留!とした経験は、覚えている限りありません。残念。

悔しがっていても時間は戻ってこないので、大人になるという表現を「精神的に成熟する」という表現に読みかえて、これから「精神的に成熟しないとわからない」ように書いてある本を探したいと思います。そっちならまだまだ未熟だから余地がある。ドヤァ。