仕事と本と、両サイドから。『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』

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この本、何が面白いって、両側から読めるようになってるんですよ。著者の内沼晋太郎さんは「両A面にしたかったんだけど、バーコードはどうしても入れなきゃいけなくて・・・」と言ってた。気がする。

赤いほうが「本の未来をつくる仕事」、緑のほうが「仕事の未来をつくる本」という二部構成。

本の未来をつくる仕事

本を売るために内沼さんがやったいろんな施策や、本にまつわるエピソードが書かれている。 たとえば「文庫本葉書」という面白い試みがある。

book pick orchestra | 文庫本葉書

文庫本にカバーがかかっていて、そこには切手をはる部分と宛先を書く部分があって、本当に郵送できるというもの。

そしてカバーには本のタイトル等は書かれていなくて、引用された一節が書いてある。 手にとって一節を読んで、そうして浮かんできた懐かしい顔に、文庫本を送る。

そんな体験が出来る。

仕事の未来をつくる本

仕事って何かおかしいんじゃないかと思っているすべての人へ

という書き出しで始まるこちらのパート。

働き方、というものについての内沼さんの考えがかかれている。

本人は新卒で入った外資系の企業を、入社2ヶ月で退社。そして「仕事ってもっと楽しくできるんじゃないか」と思い、今ではブックコーディネーターとして活動。

主張のメインとなるのは「お金をもらう仕事のほかに、お金をもらわない仕事もすると、いいかもしれない」ということ。

なんとなく「ナリワイをつくる」に近い。先に読んだのはこと「仕事の未来をつくる本」だったけど、数年の時を経ていろいろとつながってきた。読書ってたのしい。

たとえば今会社につとめているとして、やりたいことやるために辞める!・・・のではなく、今の仕事=お金おもらう仕事をしつつ、やりたいこと=お金をもらわない仕事もやっていく。

そうしてだんだん、お金をもらわない仕事での評判や経験が積み重なって、その割合が増えていくのが理想。

まさに、ナリワイ。

そうか、仕事って、本って、こんなにおもしろかったんだ。

と思える本。1冊で2度美味しい。 帯にあるように

最近の本はつまらない、と嘆いている人ほど読んでほしい。

そして

仕事はつまらないものだ、と諦めている人ほど読んでほしい。

読もう。

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本