年金なんて期待できないから『NISAで始める資産運用』目黒陽子

生き残るための、資産運用

投資とか、株とかっていうと、買った負けたのギャンブル感がある。

でも実際はそればっかりじゃなくて、少しずつとお金を増やしていく手段でもある。

自分ももう20代半ば。お金もだいぶたまってきたし、ただ貯金をしておくだけじゃなくて「資産運用」とかってのに手をだしてみようかと思い始めた。なんかカッコイイし、響きが。

そんなわけで買ってきましたNISAで始める資産運用 (小学館新書)

そんな折、始まるNISA

そもそもNISAってなんぞや。本にはこう書いてある。

証券会社や銀行などの金融機関で、少額投資非課税口座(NISA口座)を開設して上場株式や投資信託などを購入すると、配当金や売買益などが、非課税となる制度のこと。

なるほどわからん。

つまり、NISA口座を作っていくつか条件を満たすと、株で儲かった金から税金がひかれない、ということかな。

なるほど。でも金のない若者には無縁の制度?いやいや、そうでもないみたい。

NISAは20代の利用も意図されているらしい!

世代や収入にかかわらず、「資産形成」を意識しない人が増えているらしい。どういうことかというと、「貯金とかまったくしてないや」なんて世帯が増えてるとか。にわかには信じがたいけれど、2012年には4世帯に1世帯が金融資産ゼロだというグラフが載ってる。

そんな状況なので、国としても若者に積極的にNISAを利用してもらって、「若いうちからカネを貯める・増やすことを意識させたい」狙いがあるんだとか。

時間は資産運用の最強の武器

そうはいっても投資とか難しそう、せっかくためてた金が無くなるなんて嫌だし。

この本では、そんな恐ろしい「リスク」を減らすためにはどうしたらいいかが書いてある。ガツンと儲ける本じゃなくて、コツコツ増やすための本。国内の株式にだけ投資するんじゃなくて、投資信託との割合をこのくらいにしよう、といった素人向けの解説がありがたい。

その上で、もう少しリスクを負ってリターンを求めたい場合には、配分をこうしよう、といった「ちょっと慣れてきた人が自分のアタマで考えるための材料」もきちんと用意。

さらに心を揺さぶられたのが「時間が資産運用最強の武器」という一言。投資や資産運用では、期間が長いほどリスクを減らしてリターンを安定させられるのだそう。

20代の人こそむしろ積極的に「投資」について考えるべき。

読み識視点

内容も優しく、最初の1冊に最適

コレ一冊でまるっとわかる、という位置づけの本ではないものの、「投資?NISA?」というレベルの人が読むには最適の1冊。

これを読んだあとに、ネットにNISA関連解説などを読むとスッと頭に入ってくる。

個人的に仲良くしていただいているわんまっつ(@onemats)さんのブログとかも読んでみるといいと思います。

Nisa | Make A Discovery

NISAで始める資産運用 (小学館新書)

NISAで始める資産運用 (小学館新書)