時間を投資して増やす『レバレッジ時間術』本田直之

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

  • いつも「忙しい忙しい」と言っている人
  • いつも「いっぱいいっぱい」の人
  • 一生懸命やっているのに成果が出ない人
  • コツコツやることができない人
  • 面倒くさがり屋の人
  • 怠けぐせのある人
  • 物事が続かない人

一つでも当てはまる人は読むべし。

時間を「投資」して「時間資産」を築こう

時間がない時間がないといって仕事をしてる人、多いのでは。

そんな人の助けになるかもしれないのが、この「時間を投資する」という考え方。

1時間かかっていた作業を5分で終わらせる方法を考えよう

たとえば1時間かかってやっていた書類作成を55分で出来るようにする。

これだと時間があまり削減できていないし、誤差のレベル。

そうではなくて、「この1時間かかる書類を5分で終わらせるにはどうしたらいいか」という考え方をしましょう、というのがはじめの一歩。

「そんなもん簡単にできるわけないだろ」と思うのが普通。確かに簡単にはできない。10時間くらい頑張って考えないとできないかもしれない。

ところが、10時間頑張ってアイディアを出した結果、1時間の作業を5分に短縮出来たとする。その差55分。

結果、この作業を11回やれば元がとれることがわかる。20回、30回と作業を行えば、この「削減できた時間」が雪だるま式に増えていってハッピー。

この雪だるま式に増えた「削減できた時間」が「時間資産」、最初に使った10時間が「時間の投資」。

時間の投資はいいことだらけ

普通、投資といったらお金を使って、儲かった損したという世界。素人なのでこのくらいしかわからない・・・。

それを上で書いたように「時間」で考えるとどうなるか。

時間は元本保証でかつ福利が大きい。つまり、1時間の作業を5分で終わらせるために10時間かけたからといって、今までやっていた1時間の作業が5時間になることはないし、うまく5分に短縮できたときのメリットがデカイ、ということ。

しかも、削減できた55分を使って、他の作業の効率化をはかることもできる。どんどん減っていく作業時間。時間密度は濃くなり、上司の評価もアップアップ、給料もアップ。

時間の投資はどんどん行っていこう。ノーリスク・ハイリターン。

じゃあ1時間の作業を5分で終わらせるために、具体的に何をすれば?

作業を劇的に短縮するときに考えるのが「仕組み化」。

仕組み化の例としては、たとえば週に1回同じ様式の書類を作成するとわかっているのであれば、テンプレートを作ってしまう。

そうすれば、次からは穴埋めをするだけで書類が完成し、作業時間が短縮できる。

他にも、旅行の際に必ず持っていくものと、それらが部屋のどこにあるのかを書いたチェックリストを作っておくと、旅行の旅に時間が節約できる。

時間投資というと難しそうな響きだけど、アイディア自体は日常でも使える簡単なもの。

時間を「能動的に」コントロールする人生を送ろう

忙しい、時間がない、という状態を「時間に追われている」とよく言う。

この状態を脱出するためには、時間の投資もしかり、「自分で時間をコントロールする」意識が必要。

資格試験があるのに勉強ができない、怠けてしまう!という人であれば、ゴールから逆算したスケジュールを立てる。

ゴールが1か月後に迫っていて、ふつうの方法だと合格できない!・・・そんなときは、ここで諦めてしまうのではなく「どうやったら残された時間で合格まで持っていけるのか」を考える。ゴールありきの計画を立てる。

計画を立てたら、週の計画、一日の計画とだんだん細かく落としこんでいって、最終的に「今日やるべきこと」が毎朝把握出来ている状態までもっていく。

「今日は何をすればいいんだろう、あれもやってないこれもまだだ・・・」となったらアウト。時間にコントロールされている状態。

「今日はこれをやればOK」というのが明確に見えた状態、それを毎日続ければゴールに辿り着ける、という状態が時間を能動的にコントロールしている状態。後者を目指そう。

読み識視点

時間の投資という考えが新しかった

後半の、ゴールから逆算して計画を立てるというのはよく聞く方法。実践できているかどうかは置いておいて・・・

でも「時間の投資」という考え方は初めてで新鮮だった。

普段の自分を振り返ってみると、確かに「1時間かかっている作業を5分で終わらせられるようなプログラムを作るのには3時間かかるから・・・」など、仕事上では自然に「時間投資」の考え方ができていた。

ところが日常生活になると、まったくそういった考え方はしていなかった。

例えば今書いているブログにしても、内容の質はそのままに短時間で完成させる方法があるのかもしれない。探そう。

忙しいお母さんにはコチラもお勧め

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)は、日常でも使えるものの、どちらかというとビジネスマンに向けた本。

こちらの「忙しい」が口ぐせのあなたにワーキングマザーが教える自分の時間が増える36の時間管理術 (impress QuickBooks)は、タイトルの通り、仕事に育児に忙しいお母さんが時間を有効に使う方法について書かれた本。具体的にどのアプリを使えばいいかなどが、画面の画像付きで紹介されていたりして読みやすい。

お勧め。